月刊グリの6月号の「人を訪ねる」コーナーで取り上げて頂きました。
緑区 えほんのみせ リトルベアさんにて、8月3日(水)〜8月8日(月)まで「輝く女性アーティストたち」に参加しました。
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和紙としんちゅうを使ってデザインした照明が、工房の一角を柔らかく照らしている。「灯り工房・ゆらり」のオーナーであり、作家である高橋房子さんの作品だ。日々新しい作品づくりに取り組む高橋さんに、照明の魅力について語ってもらった。
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「こんなにきれいな照明があるなんてと、びっくり。いつか私もこのようなものを作れたらと思っていたところ、その作品の作者である先生が、名古屋で『照明塾』を開催すると聞いて、すぐ申し込みました」 そこで半年の基礎コース、一年の講師養成コースを取り、みっちり勉強。しんちゅうの曲げ方、はんだ付け、和紙のデザインなどを本格的に学んだ。同時に照明コンサルタントの資格も取得し、空間に合わせた最適な光度や照度など、照明に関するアドバイザーとしても活躍の分野を広げている。 |
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高橋さんの作品は、バラやハスの花、チョウチョなど自然のモチーフが多い。色合いもパステル調で、柔らかい印象だ。 |
日の出と共に起き、日の入りと共に体を休めるという、本来の人間の生体リズムを大切にしながら、夜は落ち着きのある明かりで身も心もリラックスする…。そんな上手な間接照明の取り入れ方を広めていきたいと考えているという。 |
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照明塾に通っていたころの仲間と「あかりつくり隊」を結成している高橋さんは、いろいろな場所で展示会を開いたり、講習会を開いたりして、心にも体にもやさしい照明を広めている。 「間接照明という分野をさらに広げ、キャンドルづくりも始めています。電気を使わない分、人にも地球にもやさしい。明かりをそんな観点からもとらえていきたいですね」 また工房のスペースを生かして、教室やワークショップも開催。照明以外でも、何かを創造していきたいというグループになら貸し出しもしているという。 「照明にかかわりながら、さまざまな分野で活動する人たちと交流を深めていけたら」という思いから、緑区のボランティアグループ「こころとからだの支援ネット」にも参加し、照明を通じて、癒しやリラクゼーションの提唱をしている。
さて、そんな高橋さんの作品だが、例えば壁のコンセントに接続するだけのソケットライト(3,800円〜)やスタンド型(8,000円〜)など、手軽に使えそうなものもたくさんある。結婚祝いや新築祝いなど、ギフトにも最適だ。色やデザインの好み、また予算にも応じてくれるので、興味のある人は問い合わせてみよう。 |